大阪府住宅まちづくり部は、府営豊中新千里北住宅の耐震改修事業に着手するため、第2四半期にも第1期工事を発注する予定だ。
第1期工事の対象となるのは、鉄筋コンクリート造5階建ての11棟、360戸。耐震方法は、外付け鉄骨ブレース工法のほか、部分スリット工法を採用する。工期は約16カ月間。所在地は豊中市新千里北町3。
実施設計は山本建築設計事務所(松原市)が担当した。
豊中新千里北住宅は、全47棟、1312戸で構成している。このうち、耐震補強による改修を計画しているのは22棟。残りは集約して建て替える。耐震改修工事は2期に分け11棟ずつ実施する計画。第2期工事の実施時期は今後検討する。
提供:建通新聞社