日本工業経済新聞社(茨城)
2016/04/12
【茨城】高萩市が市営住宅を解体
高萩市建設課は、市営住宅解体工事を本年度に進める。工事は現段階で10月以降に発注する見通し。解体工事に伴う設計業務については今後市直営でまとめる予定。事業費は本年度当初予算に工事費として755万6000円(萩ケ丘住宅)、696万2000円(坂東塚住宅)をそれぞれ計上している。
これは、現在空き棟となっている市営2住宅について、防犯対策や衛生面を考慮して解建物の体工事を実施するもの。市では既存入居者に対して、山手三住宅などへの住替え事業を展開していくとともに、空き家対策の推進も図っていく考え。
本年度に解体する建物について、萩ケ丘住宅が1969年に建設した簡易耐火構造2階建て、延べ171u、5戸。一方の坂東塚住宅は1972年に建設された簡易耐火構造平屋建てで、延べ170・10u、4戸。いずれも棟数は1棟を予定。解体した後の土地利用については未だ決まっていない状況。
なお、市では今後も段階的な空き棟の解体工事を推進していく。