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大分建設新聞社
2016/04/14

【大分】重岡中体育館を解体、佐伯市最勝海小校舎も 

 佐伯市は、旧重岡中学校屋内運動場(体育館)と旧最勝海小学校校舎の解体工事をそれぞれ、とび・土工・コンクリートの工種で第1四半期に発注する。今年度当初予算に2施設の解体工事費5600万円を計上した。
 旧重岡中体育館は、旧宇目町の2中学校(重岡中と小野市中)が22年4月に宇目緑豊中学に統合された。その際、旧重岡中校舎を解体して、運動場を含む約1万8000平方bに18区画程度の宅地分譲を計画。また体育館(RC造2階建て延べ806平方b、昭和41年建設)は解体せず、ナイター設備を設けて、社会体育施設として利用を始めた。だが、過疎高齢化で、施設利用者が減っている上に、地元などから台風などで瓦やガラスが割れて飛び散り、近隣の地区民に迷惑を掛けるのではないかなどの声が出て、地区民の了承を得て体育館解体を決めた。
 旧最勝海小校舎は、昭和54年にRC造2階建て延べ702平方bで完成。旧上浦町時代、隣接する旧最勝海中校舎を、簡易宿泊施設に改造して、利活用しているが、旧小学校校舎は具体的な利用計画もなく、放置されていた。地元民の「老朽化して危険なのでは」の意見に押され、このほど解体を決めた。  

提供:大分建設新聞社