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　南魚沼市は、南魚沼版ＣＣＲＣ構想に係る地域再生計画策定業務について、早ければ５月にも公募型プロポーザルで公告する。７月までに事業者を特定し、１６年度内の取りまとめを目指す。
　ＣＣＲＣ構想を中核に据え、関係施設や周辺のインフラ整備などを包含する、まちづくり全体の中心となる計画を策定するもの。策定後は、本計画と各施策との整合性を図り、構想を推進する。
　南魚沼版ＣＣＲＣでは、八色の森公園周辺の市有地２ヘクタールを中核地域として想定、アクティブシニアの移住を促進し、２００戸４００人規模の誘致を目指す。また、国際大学の留学生と家族向けの寮に５０戸、魚沼基幹病院スタッフ寮に１００戸、グローバルＩＴパークスタッフ住居に３２戸の整備を想定している。関連施設では、市民交流施設、英語保育園、温泉活用健康増進施設などについて検討を進めている。
　今後は、８月にも連携事業者を公募。１１月から事業着手し、１９年度内の全体の完了を見込む。
　市は、奇数月の最終水曜日に推進協議会を開催。構想実現に向け準備を進めている。当初予算に移住・定住促進事業の各種業務委託料３９０５万１０００円を計上した。