徳島県は1日、建設工事請負業者選定要綱に基づいて2016年度の競争参加資格を認めた県内建設企業1358者を工事種類別に格付けし適用した。入札参加資格業者の総数は、前年度の1354者から4者増加した。
格付けについては、各業者の格付け点数のほか、技術者要件や完工高要件を満たした上で選定。土木一式では、格付け点数の高い順に上位30者を特A級(建築一式と合わせ表参照)とし、その次位220者をA級に、その次位250者をB級に、その次位350者をC級にそれぞれ格付けした。ただ、要件を満たす企業が一定数に止まったため、A級は199者、C級は278者となった。
建築一式も同様に上位30者を特A級とし、A級は、その次位から70者を対象としているものの、要件などにより51者。B級はA級最下位の次位から80者を対象としているものの、今回75者となった。
16年度県内業者格付け一覧によれば、格付け点数による順位は、土木、建築とも15年度に続き姫野組が1位。また、土木では扇建設、高鉾組が、建築では山全、兼子建設、アズマ建設がそれぞれ特Aに昇格した。
提供:建通新聞社