高松市は、香南町岡に整備する南部地域スポーツ施設(仮称)について、4月中に初弾工事として進入路工事を一般競争入札する予定。その他、7月に造成工事を発注する計画だが、設計の一部修正などを行っており、遅れも予想される。
造成工事等が完了すれば、駐車場等舗装、人工芝舗装、芝生広場・植栽等の造園、防球ネット・フェンスなど外構、倉庫など建築の工事に着手する。工事はできる限り分離発注を考えている。2017年度中の施設完成、18年のオープンを目指す。
施設は、サッカー、グランドゴルフ、ホッケーなど多目的に使用できる人工芝エリア約9300平方bとイベントスペースなどに活用できる天然芝エリアの約3600平方b整備。駐車場は約150台分のスペースを確保する。
施設群で当初計画していた夜間照明や管理施設については、完成後の施設利用状況を見て検討する。新たにパブリックコメントで要望のあった、夏季における落雷対策、高齢者利用を考慮した段差の解消やスロープ整備も行う。
用地取得費用等を除き土木、建築等の概算工事費は約6億円を想定。16年度当初予算には2億9631万円を計上し、2億8066万円を17年度債務負担行為として設定した。
建設地は国道193号の西側に隣接する香南町岡地区の空港関連事業用地。香南町岡清水87ノ1他で面積4万2172平方b。実施設計は東洋コンサルタント(高松市)が担当した。
提供:建通新聞社