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　中小企業の省エネを支援する一般社団法人いしかわエネルギーマネジメント協会（＝ＩＥＭＡ、理事長・清水義博金沢工業大学客員教授）の設立記念式典が１８日、金沢市のＡＮＡクラウンプラザホテル金沢で開かれる。
　同協会は、石川県内の中小企業を対象に二酸化炭素排出量削減と経済的発展や技術向上を両立してもらうため、省エネ診断や個別相談、省エネに向けた補助金や融資制度の説明、各種セミナーに関する情報提供など窓口業務を行うのが目的だ。
　今年度の事業計画によると、省エネ診断や補助金、事例紹介をテーマにした「省エネセミナー」（計３回）を開催する。日程は４月２０日、７月下旬、１１月中旬の予定だ。省エネ診断は年間２０件を見込む。また、中小企業が「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」などを受けられるように支援し、年間３件程度の補助金採択を目指す。
　設立記念式典は午後４時半から行い、自治体や民間企業、大学、金融機関ら約７０人が参加する。
　清水理事長は「中小企業の省エネに向けてワンストップサービスを提供し、将来の世代へ持続可能な社会を残したい」と意欲をみせる。問い合わせは同協会（電話０７６−２２５−７３３７）へ。理事長以外の会員は次の通り（敬称略）。
　副理事長　中西英文（北陸東和冷暖房社長）▽理事　森本章治（金沢大学教授）澤田浩士（Ｊ−ＮＥＳ取締役）村本宗和（米沢電気工事社長）▽特別顧問　橋本忠（マイクロ・テック社長、石川県省エネルギー推進協議会長）▽顧問　関一幸（ＥＳ取締役）▽事務局　橋康浩、西本誠、田中康之、山田崇