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建通新聞社（岡山）
2016/04/08
【岡山】岡山河川事務所 小田川合流点付替 締切堤防設計外注へ
国土交通省岡山河川事務所は、２０１４年度から高梁川直轄河川改修事業（小田川合流点付け替え事業）に向けた準備作業を進めており、16年度は事業費６億８１００万円を計上している。16年度は補償や樹木伐採などを予定するとともに、合流点付け替えに伴う締切堤防の詳細設計と全体施工計画の修正検討を外注するため、５日に簡易公募型競争入札（総合評価落札方式）の手続きを開始した。
対象者は資格要件を満たす単体企業または設計共同体。14日まで参加表明を受け付け、５月27日の開札を予定している。
業務は付け替え事業に伴う締切堤防や仮締切堤防の護岸詳細設計、新河道の右岸側途中に設置する内水処理施設（樋門、排水機場1基）の予備設計、全体施工計画の修正検討など。履行期間は契約後17年３月末まで。
合流点の付け替えに先立ち、支障となる丘陵部を除却するため小田川右岸を通る県道下原船穂線のルートを一部迂回（うかい）させる必要などがあることから、現在の合流点よりも上流側に長さ約２５０㍍の仮締切堤防を設置して小田川を高梁川本川に合流させたうえで、仮締切堤防の下流側で県道の付け替えなどを実施。引き続き新河道の整備や高梁川右岸側に沿って新設する長さ約１３１０㍍の締切堤防建設などに着手していくという手順を考えている。当面、18年度以降に上下流部の合流点付近で仮締切堤防の整備から着手していく計画という。事業期間は着手後10年程度を想定。
小田川は河床勾配が高梁川と比べ緩いため、洪水時に流下が妨げられ流域一帯で浸水被害が生じる要因となっていることから、柳井原貯水池などを経由するルートに河道を付け替える計画。合流点を現在より約４・６㌔下流に下げることで流下をスムーズにする。付け替え河道は延長３・４㌔、代表川幅約２００㍍。計画高水流量毎秒２３００立方㍍。総事業費２８０億円を見込んでいる。
（提供：建通新聞社）
対象者は資格要件を満たす単体企業または設計共同体。14日まで参加表明を受け付け、５月27日の開札を予定している。
業務は付け替え事業に伴う締切堤防や仮締切堤防の護岸詳細設計、新河道の右岸側途中に設置する内水処理施設（樋門、排水機場1基）の予備設計、全体施工計画の修正検討など。履行期間は契約後17年３月末まで。
合流点の付け替えに先立ち、支障となる丘陵部を除却するため小田川右岸を通る県道下原船穂線のルートを一部迂回（うかい）させる必要などがあることから、現在の合流点よりも上流側に長さ約２５０㍍の仮締切堤防を設置して小田川を高梁川本川に合流させたうえで、仮締切堤防の下流側で県道の付け替えなどを実施。引き続き新河道の整備や高梁川右岸側に沿って新設する長さ約１３１０㍍の締切堤防建設などに着手していくという手順を考えている。当面、18年度以降に上下流部の合流点付近で仮締切堤防の整備から着手していく計画という。事業期間は着手後10年程度を想定。
小田川は河床勾配が高梁川と比べ緩いため、洪水時に流下が妨げられ流域一帯で浸水被害が生じる要因となっていることから、柳井原貯水池などを経由するルートに河道を付け替える計画。合流点を現在より約４・６㌔下流に下げることで流下をスムーズにする。付け替え河道は延長３・４㌔、代表川幅約２００㍍。計画高水流量毎秒２３００立方㍍。総事業費２８０億円を見込んでいる。
（提供：建通新聞社）
