豊橋市は、2016年度からの2カ年継続で南部中学校の北校舎に対する大規模改造を計画している。本体工事を5月前後に発注する予定で準備を進める。当初予算には初年度事業費として、2億5340万円を計上するとともに、17年度までの継続費として5億2140万円を設定した。
規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ3809平方b。校舎の内外装をはじめ、屋上防水、建具、エレベーターを改修する。放送設備、給排水、ガス、衛生、換気、消火設備などの電気、管工事を含む大規模改造を予定している。
工事期間中は仮設校舎で対応する方針。別途工事として発注する電気や管工事は第2四半期の見通しで、工期は8カ月程度を見込む。
南部中学校の北校舎は、1975年度に建設後、82年度までに増築を重ねている。各施設や設備の老朽化に対応するため、今回の改造計画により機能改善と教育環境の充実を図る。
所在地は北山町字東浦1ノ4。設計はエム・プロダクツ(豊橋市)が担当した。
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建通新聞社