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建通新聞社四国
2016/04/05

【愛媛】愛媛県 大洲・八幡浜自動車道 オンランプ橋の設計委託

 愛媛県は、地域高規格道路大洲・八幡浜自動車道の夜昼道路区間の平野インターチェンジ(IC)から本線につながるオン・オフランプ橋のうちオンランプ橋の詳細設計を建設技術研究所松山事務所(松山市)に委託した。期間は9月30日まで。オフランプ橋や本線高架橋の詳細設計は2016年度に外注されるもよう。
 オンランプ橋の概要は延長167b、幅員5・5bの鋼4径間連続少数I桁橋。下部工は橋台は2基とも逆T式で基礎工はA1が深礎杭口径2000_4本、A2が直接基礎。橋脚が3基とも張出式で基礎工はP1が口径5500_1本、P2が口径5000_1本、P3が口径5500_1本。
 夜昼道路区間は、建設が進められている八幡浜道路区間(延長3・8`)の八幡浜市郷の八幡浜東ICから大洲市平野野田の平野ICまでの4・2`。13年度に事業採択、14年度から区間内の予備や詳細設計が進められている。
 同区間の中央には長大トンネルの新夜昼トンネル(延長2・7`、設計は長大松山事務所が担当)があり、前後(西・東側)に高架橋となる本線が建設される。
 区間西側の八幡浜東IC(八幡浜道路区間)から新夜昼トンネル西側坑口までの本線高架橋の概要は延長151b、幅員12・5bの鋼3径間連続少数T桁橋。下部工は逆T式橋台2基(基礎は深礎杭)、張出式橋脚2基(基礎は大口径深礎杭)。設計は長大松山事務所が担当。
 区間東側の国道197号や県道信里伊予平野停車場線を跨ぐ平野IC周辺の本線高架橋が延長355b。今回この地区のオンランプ橋の詳細設計が委託され、残る本線高架橋やオフランプ橋の詳細設計は、16年度に外注されるもよう。オフランプ橋は延長204・5b。

提供:建通新聞社