建通新聞社(神奈川)
2016/04/05
【神奈川】神奈川県 横須賀三浦地域 大学に地域づくりアイデア求める
神奈川県は、人口減少が始まっている横須賀三浦地域において新たな地域コミュニティづくりを実施するため、大学から事業の提案を募集する。「個性あふれる地域づくり事業」として、5月10日まで第1回の応募を受け付ける。第2回目以降も随時実施する予定。
大学が学生とともに地域と連携して事業を推進し、地方創生や地域の活性化つなげる。
提案の内容は、@三浦半島ならではの新たな地域コミュニティづくりに関する事業。地方創生に向けた地域課題の解決に資するもので、自由な発想による取り組み。ただし、調査・研究のみは不可A具体的な地域課題の解決に向けて、学生とともに大学が地域で活動している様々な主体(複数可)と連携して取り組むことが基本−としている。
提案事業の例として、@支えあい活動拠点等の整備A移住促進のイベント等の企画B空き家等未利用資源の活用促進−などを挙げる。
採択となった事業では、大学と地域が協働して企画づくりを行い、必要に応じて、現地でのフィールドワークなどを実施する。実施後は、@地域での交流の活発化A新たな定住人口の創出B空き家の減少−などについて、事業実績報告書を取りまとめる。
実施期間は2017年3月21日まで。限度額は1事業450万円までとする。
申し込み・問い合わは、神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター企画調整部まで。5月下旬に公開コンペ(審査)を行い、下旬に提案事業を採択する。
提案者の資格は、大学(短期大学、大学院大学を含む)で、複数の大学による共同提案や市町、民間団体等との共同による提案も可。横須賀三浦地域をフィールドにした提案であれば、大学の所在地は問わない。大学の事業実施主体は学科、研究室、ゼミ等。複数の学科等の協働実施も可。
提供:建通新聞社