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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/04/05

【群馬】陸上競技場大規模改修へ

富岡市は本年度、もみじ平総合公園(上黒岩地内)にある陸上競技場の大規模改修工事を行う。当初予算には事業費1億9417万4000円を計上した。改修工事を行うのは、8レーンの400mトラックと走り幅跳びなどに使う跳躍走路、インフィールドのAゾーンとBゾーンなど。入札は9〜10月ごろに行い、12月の定例議会に契約案件を上程し、承認を得たい考えだ。工期は2017年1〜3月までを予定している。
1992年に完成した陸上競技場は、8レーンの400mトラックと走り幅跳び用の走路、インフィールドはサッカーグラウンドのほか、各種陸上競技を行うAゾーン、Bゾーンで構成されている。Aゾーンでは円盤投げやハンマー投げなどを行い、Bゾーンでは砲丸投げや槍投げなどを行う。
今回改修工事を行うのは、トラックと走り幅跳びなどに使う跳躍走路、Aゾーンでは兼用サークル、Bゾーンでは天然芝など。
トラックや跳躍走路に敷かれた全天候型のウレタンは、老朽化により表面が磨耗し、くぼみができているという。このため既設のウレタンを剥がして、下層路盤と上層路盤の整備を行う。その後、表面に全天候型のウレタンを舗装する。
Aゾーンの兼用サークルは砲丸やハンマーを投げるサークルのこと。老朽化によりコンクリートなどが欠けている箇所があるため補修するという。
Bゾーンは、敷かれている天然芝とウレタンのシートを剥がして全天候型のウレタンを舗装する。
入札は9〜10月ごろに行い、12月の定例議会に契約議案を上程し承認を得たい考えだ。工期は17年1〜3月までを予定している。
当初は毎年11月に開催する富岡市一周駅伝後の着工を予定していた。しかし他の陸上競技場の改修工事と重なり、代替地として同競技場を使用することになったため、着工の時期を遅らせることになった。
同競技場は日本陸上競技連盟の4種公認。市民体育大会やマスターズ陸上、貸し競技場として広く市民に親しまれている。
本事業はスポーツ振興助成金の申請をしており4月中旬に結果が出る予定。万が一助成金事業に採択されなかった場合、計画を見直さなければならないという。