トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2016/04/05

【京都】亀岡の国道9号若宮橋架替え 直轄で新規に5000万円計上

 近畿地方整備局は、一般国道9号若宮橋架替について直轄で28年度に新規着手する。28年度予算に約5000万円を計上した。
 犬飼川改修事業にあわせた橋梁架替が必要なことから新規事業化。若宮橋(亀岡市大井町並河鎌又〜並河熊田、L0・1q)で調査を進める考え。
 京都国道事務所は、国道9号若宮橋測量業務を通常指名競争で第1四半期に入札する予定。業務概要は現地測量L約200m。履行期間は約4ヵ月。
 28年度予算では新規事業で国道24号交差点改良等(長池地区歩道整備)(城陽市長池北清水、0・02q)に約600万円を充てる。
 28年度の道路調査では、宇治木津線(城陽〜木津川)の概略ルート・構造の検討を行う。また鳥取豊岡宮津自動車道の豊岡北〜兵庫県・京都府境をはじめとする府県が行う調査も国で支援する。
 桂川緊急的な治水対策には約45億円を充て、嵐山地区では6号井堰の撤去に着手。由良川床上浸水対策特別緊急事業に約10億円、由良川緊急的な治水対策には約70億円を充てる。
 社会資本整備総合交付金関係の新規計画は、京都府内における地方創生拠点の形成のための「道の駅」整備(京都府/28〜29年度)、住んでよかった、住みたくなる綾部を目指して(重点)(綾部市/28〜32年度)、京都市における少子・高齢社会に対応した「緑豊かなまちづくり」(第2期)[都市公園事業(円山公園)](京都市/27〜31年度)、人と公共交通を優先する「歩くまち・京都」を目指して(京都駅西部エリアの活性化)〔都市・地域交通戦略〕[JR嵯峨野線京都・丹波口間新駅設置事業](京都市/28〜30年度)。防災・安全交付金関係の新規計画は防災・安全に配慮した京都府港湾(舞鶴港、宮津港、久美浜港)施設整備[重点](防災・安全)(京都府/28〜31年度)。
 国立京都国際会館展示施設は約8億2300万円を充当。京都舞鶴港の機能強化は約9億円を充て前島地区の航路・泊地の増深改良を推進。淀川河川公園の背割堤地区サービスセンターには約9億円を充て29年春の供用に向けて建築工事を行う。道の駅「(仮称)お茶の京都みなみやましろ村」の整備も進める。
 国道312号野田川大宮道路(宮津市須津〜京丹後市大宮町森本、4・3q)は2億2000万円を計上し開通を予定する。
 インフラ老朽化対策等のための戦略的な維持管理・更新として、国道9号新土師川橋点検(福知山市土師〜堀地先)に着手する。
 28年度の主な完了予定事業箇所は、木津川下流直轄河川改修事業赤田川樋門(木津川市)で28年度事業費は8億5500万円。