日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/04/04
【埼玉】川越市が市有地活用で事業者選定見送り
川越市が公募した脇田本町8−1ほかの川越駅西口市有地利活用事業の提案競技で、市の意図する提案がなかったことから優先交渉権者選定を見送った。今回の結果を検証した上で、今後の対応を検討するとしている。
市では2015年10月に募集要項などを公表し選定手続きに入った。提案書が2者から提出され、選定委員会で審査。いずれの提案も▽市の財政負担への配慮に関する事項▽にぎわいの創出などに関する事項▽機能配置・動線計画などに関する事項――に関する内容が市の意図を十分に反映していないと判断した。