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　鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部大阪支社は１日、１６年度工事等発注見通しを公表した。北陸新幹線、丹南地域の玄関口である南越（仮称）駅の建物基本・実施設計に着手する。
　県内関係の工事では、北陸新幹線の足羽川橋りょう他、福井開発高架橋、深山トンネル他など２２件を一般競争入札および条件付一般競争入札で発注する見通しだ。
　足羽川橋りょう他は、福井市内に橋梁６００メートル、高架橋８３０メートルで計画。第１四半期の入札を予定。工期は約４５カ月を見込む。同じく市内に建設する福井開発高架橋は、第４四半期の入札を予定しており、概要は橋りょう８３０メートル、高架橋１３９０メートルで、工期は約４８カ月を見込んでいる。
　一方、敦賀市内を施工区域とする深山トンネルも第４四半期に入札予定。概要はトンネル７８０メートル、高架橋１３４０メートル。工期は約３６カ月。
　このほか、役務については、４件の設計を予定。南越駅を始め、福井、敦賀、芦原温泉など各駅舎の建物基本・実施設計に着手する。
　福井、敦賀駅はともに第２四半期の発注を予定。履行期限は約２８カ月を見込む。芦原温泉、南越駅は第３四半期に発注の方針で２５カ月の履行期限を見込んでいる。いずれも、公募型プロポーザル方式で発注する方針だ。