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建設経済新聞社
2016/04/01

【京都】宮津福祉人材養成センター新築 金下建設と契約

 社会福祉法人みねやま福祉会(理事長櫛田匠氏、京丹後市峰山町室27−2)は3月30日、「(仮称)宮津福祉人材養成センター」新築工事について、金下建設(宮津市・0772−46−3151)と契約した。4月中に着工する模様。完成は当初計画から1ヵ月ずれ込み29年3月末頃、開所は同年5月頃となる見通し。
 同工事については3月25日に再入札し同社と交渉していた。
 同センターは特別養護老人ホームなどの福祉施設や、京都府北部福祉人材養成拠点施設から成る複合施設。当初計画案によると、全体規模はS造(一部W造)3階建、延3543・11u(建築面積1692・39u)。内部は▽特別養護老人ホーム(個室60床)▽保育所施設(20人)▽障害者(児)通園施設(就労継続支援B型、生活介護、放課後等デイサービス)▽実習センター施設(研修室・宿泊室(8室))。実習センターは、高齢者福祉・障害福祉・児童福祉の現場での実践教育を可能とする「現場一体型人材養成拠点施設」となる。事業費は約10億1700万円を見込む。
 2期工事の障害者(児)通園施設(W造平屋建、109・05u)は別途発注する。
 建設地は京都暁星高校前の宮津市波路峠ノ浜716−3の敷地8254・36uの更地(府道栗田半島線沿い)。
 設計は内藤建築事務所(京都市左京区・075−781−4111)。