日本工業経済新聞社(山梨)
2016/03/31
【山梨】観光交流センター着工へ 甲府峡東ごみ処理施設組合
甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合は2016年度、建設中のごみ処理施設西側に整備する観光交流センターに着工する。年度早々には入札手続きに入り、6月議会で契約承認を得る考えだ。
同センターは、敷地約8800uにS造一部RC造平屋延べ約1150u規模を想定。浴室や脱衣室の温泉部分を鉄筋コンクリートで、交流の場などを鉄骨造りで対応する。設計は佐野設計が担当している。
当初予算では工事費として計上した81億円余のうち約10億円をセンターと緑地の地域振興施設に充当。ほか主な歳出は、作業中は仮で進めていた敷地内の本舗装の工事費、処理場試運転が年度後半から始まるのに伴い焼却残渣を県外へ運搬する処理委託費用などが組まれている。
同組合予算の主な歳出は次のとおり。(金額の単位千円)
【総務費】
◆一般管理
◇需用=2、884
◇委託(焼却残渣処理、特定事業施工管理ほか全8件)=137、438
◇工事(ごみ処理施設特定事業、地域振興施設整備事業関連ほか全14件)=8、186、396
◇原材料=500
◇負担金補助及び交付金(地域振興施設整備事業負担金など)=817、475
【継続費】
◆(仮称)境川観光交流センター及び境川寺尾緑地整備事業(2015年度11、350、16年度868、069)=879、419