みよし市は、2016年度事業で莇生住宅大規模改修1期工事に着手する。発注は建築工事のほか電気や機械設備を分離、6月議会承認案件として4月にも発注する。当初予算には初年度事業費1億9600万円を盛り込んだ。
改修計画では、A〜Cの3棟で構成する莇生住宅のうち、1期工事でA棟(プレキャストコンクリート造4階建て延べ1060平方b、16戸)に着手する。現在の階段を階段廊下室型から片廊下型に改修するほか、エレベーターを新設する。浴室や配水管など室内全体をリニューアル、バリアフリー化を図る。
同事業は、16〜20年度の4カ年で3棟を改修する計画。A棟を16〜17年度で改修した後、B棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1608平方b、24戸)を17〜18年度で改修する。C棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2134平方b、32戸)は19〜20年度の改修予定。住居は全て3DK。総事業費は約10億3000万円を見込む。
設計は松浦建築事務所三好事務所(みよし市)が担当。所在地は莇生町川原1。
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建通新聞社