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日刊建設タイムズ社
2016/03/30

【千葉】木更津市消防本部庁舎/新年度で実施設計着手

 木更津市消防本部は「木更津市消防本部庁舎建設計画」の基本設計の概要を明らかにした。建物規模はRC造一部S造4階建て延べ約4500u。新年度で実施設計、地盤調査、測量調査などを実施し、17年度に着工。18年度までの2か年で建設し、18年度中の完成を目指す。基本設計は榎本建築設事務所(千葉市中央区長洲2―8―5)が担当。新年度予算には実施設計費などに総額8014万9000円を計上した。
  新庁舎の建設場所は潮見2丁目1番地先で、旧市役所第二庁舎と旧木更津警察署跡地。敷地面積は約6177u。庁舎は南向きに配置し、敷地東側と西側に出入り口を設け、市内各方面へ迅速に出動できる配置とする。
  施設の構成は、1階が車庫とそれに付随するスペース、2階が災害現場活動に従事する職員スペース、3階が消防本部・消防団本部、会議室スペース、4階が出設備等の機械スペース。
  旧第二庁舎は、本庁舎とともに新年度から2か年で解体する。解体工事は本庁舎、第二庁舎を一括で発注し、第二庁舎を先行して解体する。
  解体工事費は新年度予算に継続費5億3856万6000円を設定した。本庁舎は1974年の建設でRC造6階建て延べ9150・77u。第二庁舎は73年の建設でRC造2階建て延べ984・47u。本庁舎の施工は竹中工務店。
  既存の本部庁舎は所在地が潮見2―8地先。建物は72年の建設で、建設後40年以上を経過し老朽化。規模はSRC造2階建て延べ937・27u。
  同本部は基本設計に先立ち、昨年度で基本計画を策定。基本計画は一般財団法人消防科学総合センター(東京都三鷹市中原3―14―1)が担当した。
  なお、木更津警察署は07〜08年度の2か年で移転改築工事を実施し、現在地に移転した。現在の庁舎の設計は石本建築事務所。工事は建築を古谷・新興JV。電気設備をモデン工業と栄光社、衛生設備を綜和・小倉・鈴木JV、空調を京葉工管が施工。k_times_comをフォローしましょう
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