高岡市内で組合施行により計画される「高岡市志貴野土地区画整理事業」の事業計画が明らかになった。
施行地区は江尻字村前、角字宗平、荻布字鶴寄の各一部で、面積は約6・8ヘクタール(農地)。国道8号とJR氷見線に挟まれたエリアで、市役所や市民病院などが近い。地権者らによる設立準備委員会が県に組合の設立認可を申請しており、5月ごろに組合を設立する。
計画によると、230戸規模の宅地の供給を目指す。区域内を周回するように幅員9・5メートルの主要区画道路を配置し、公園・緑地、用配水路などが整備される。工事費は約8億4872万円。事業期間は16年度から19年度まで。
事業概要は次の通り。
▽道路築造
・区画道路(9・5メートル) 516・1メートル 9961万円
・区画道路(6・0メートル) 1576メートル 1億4264万円
・特殊道路 146・7メートル 6510万円
▽水路築造
・水路 665メートル 364万円
・調整池 3063・3平方メートル 7353万円
▽公園施設 2080・2平方メートル 3056万円
▽移転費 3970万円
▽移設費 15万円
▽上水道 2092・1メートル 5732万円
▽下水道 2343・4メートル 他事業
▽整地費 4530万円 1億2973万円
▽消雪費 4200万円
▽工事雑費 8110万円
▽調査設計費 1億8208万円
コンサルティングは国土開発センターが担当。
高岡市は16年度当初予算に組合施行土地区画整理事業として5772万円、土地利用関連促進道路整備事業として6000万円を計上している。