日本工業経済新聞社(山梨)
2016/03/25
【山梨】県医師会が新会館設計プロポ
県医師会(今井立史会長)は25日、「県医師会館建設基本・実施設計業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。主な参加資格は単体の1級建築士事所で、県内で延べ1500u以上の設計実績を有することなど。委託料の上限は3900万円(税込み)。履行期限は2017年3月10日。
資料配布と参加表明・審査資料の提出は4月8日まで。実績や履行体制を審査し、上位5社以内を合格者に選定。合格者には技術提案書の提出を依頼(5月23日まで)、提案された実施方針や手法などにについてヒアリングを行い、最優秀者と優秀者を選定する。
会館は、現在の甲府市丸の内の施設が老朽化しているため、甲府市徳行および甲斐市富竹新田地内に確保した用地に建設する。新会館は、想定される東海地震などに対応できる耐震性を有し、最新のIT技術を備え、医師会の活動拠点として、また県民の医療・保健・福祉事業や災害時医療に対応する拠点として多機能な施設にすることを構想している。
プロポの担当事務局は、医師会経理課(電話055―226―1611)。