建通新聞社(神奈川)
2016/03/25
【神奈川】川崎市 JR南武線立体交差化関連で3路線の予備設計
川崎市は、JR南武線連続立体交差事業調査に関連して、都市計画道路矢向鹿島田線と塚越南加瀬線、大田神奈川線を対象とした道路予備設計業務をオオバ(川崎市高津区)に2300万円で委託した。履行期限は2017年3月15日まで。高架時に必要となる側道の道路線形、交差点の処理などを検討し、都市計画決定へ向けた手続きを進める。
JR南武線の連続立体交差化については、「次期連続立体化候補区間」に位置付けられ、14年度から2年カ年の予定で国庫補助を活用した事業調査に着手。14年度は設計を行う際の平面図を作成する測量や地質調査、線路の配線などを検討する基本設計を実施した。15年度は橋脚などの構造物などについて深度化を図る概略設計に取り組むとともに、関連道路の検討を進めるため路線測量を実施した。
提供:建通新聞社