日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/03/22
【埼玉】所沢市が旧浄化施設跡構想の計画を4月に
所沢市はKADOKAWAと共同で掲げるCOOL JAPAN FOREST構想事業の計画を年度内にまとめる。4月中旬ごろにそれぞれが実施する整備など内容含む役割が具体的に示される見込み。構想では市が旧所沢浄化センター跡地(東所沢和田3−31−3ほか)を中心とする区域で、東所沢公園など周辺環境に合う道路改良など整備する。整備時期は同社が仮称・ところざわサクラタウンの完成時期とする2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに行うもよう。
仮称・ところざわサクラタウンは、同跡地(面積3万7382・42u)にKADOKAWAが建設する図書館・美術館・博物館の複合施設と出版物などを取り扱う製造・物流施設を中心に▽ショップ▽カフェ▽イベントスペース▽スクール――などサービス機能を付加した集客性の高い施設。
なお、構想計画を周知するため、3月補正予算で委託費2159万6000円を確保、繰越明許に設定した。16年度に予定するワークショップやシンポジウム開催など構想の啓発・周知に充て、業務はKADOKAWAの関連会社に委託する考え。