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　新潟市は、坂井輪排水区雨水幹線工事について、１６年度当初予算に限度額４０億円、１７年度から３１年度までを期間とする債務負担行為を設定した。ＷＴＯ（世界貿易機関）の対象となり、１７年１月にも入札公告し、１６年度内に契約へと運びたい考えだ。
　坂井輪排水区西側区域の浸水対策として、西区寺尾東３丁目地内外で坂井輪１号雨水幹線の未整備区間整備（認可計画時φ２６００ミリ）に着手する。今回の雨水幹線は、既に整備済の坂井輪雨水１号幹線を延伸するもので、主要地方道新潟・燕線の西側区域で整備を進める。
　現在、エース（京都市下京区）で実施設計を進めている。設計の概要は、シールド工法（耐震Ｌｖ１・２）Ｌ＝２０３０メートル、推進工法（中大口径・耐震Ｌｖ１・２）Ｌ＝２１８メートル、特殊マンホール１カ所、特殊マンホール（小規模・簡易）１カ所。履行期限は６月末としている。
　入札方法については未定で、参加資格や実績要件、総合評価落札方式の採用など詳細を検討していく。
　ルートなどの検討業務は、オリジナル設計が担当した。