国立病院機構新潟病院(柏崎市赤坂町3−52)は、かねて計画の「看護学校学生宿舎整備工事」と「病棟原子力災害対策整備工事」について、ともに一般競争入札で3月中の公告を目指し準備を進めている。入札は5月の連休明けとなる見通しだ。
学生宿舎整備工事は、既存施設の老朽化に伴い建替を図るもの。規模はS造3階建て延べ1972平方メートルを想定。設計は高橋建築設計事務所(群馬県前橋市)が担当している。
また、原子力災害対策整備工事は、病棟RC造8階建て約1万2891平方メートルの4−7階部分を対象に、原子力災害に備えた陽圧化工事を行うもの。概要は気密化に係る内部改修、換気設備の導入など。設計はアレックス(富山市)が担当。
ともに設計の見直しを行ったことで当初計画から着工が遅れており、完成時期は17年度中を見込んでいる。