ブルボン(本社・柏崎市駅前1丁目3番1号 吉田康代表取締役社長)とホリカフーズ(魚沼市堀之内286番地 川井義博代表取締役社長)が、魚沼市の水の郷工業団地に、それぞれ新工場建設を計画していることが18日分かった。
ブルボンは同団地(十日町地内)の約6万平方メートルを6億9000万円で取得する。チョコレートやビスケットなどの菓子を生産する工場のほか、魚沼の気候を生かした雪室倉庫の設置も想定。輸入原料の保管を港湾倉庫だけでなく内陸部でも行うことで、災害時のリスクヘッジを図る。同社は県内各地に工場を有するが、魚沼地域に生産拠点を設けるのはこれが初めてとなる。
一方、ホリカフーズは同団地の約1万平方メートルを取得。団地内にある既存工場の用地を拡張し、新たな工場を設ける。既存工場は11年竣工で、非常食や介護食をメーンに生産している。市内には水の郷工場のほか、堀之内地内に第一工場と第二工場がある。
ホリカフーズは29日、ブルボンは30日にそれぞれ魚沼市との間で工場立地に関する基本協定を締結する。調印式には両社の代表と、大平悦子市長が参加予定。