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　射水市は、基幹事業として地域交流センター（仮称）の整備を盛り込んだ「社会資本総合整備計画小杉地区都市再生整備計画」をまとめた。計画期間は１６年度｜２０年度までの５カ年。
　小杉地区は三ケ、戸破の各一部を対象とし、面積は１９４ヘクタール。あいの風とやま鉄道小杉駅を中心とした半径１キロ以内のエリアとなる。地域資源を活用した都市再生を図り、持続可能でコンパクトな都市形成を目指す。「あいの風とやま鉄道小杉駅周辺におけるコンパクトで魅力あるまちづくりにより、多世代が住み続けられるとともに、地域資源を活かし来訪者を呼び込む」という大目標の下に、▽公共施設機能のコンパクト化▽生活利便性の向上▽交流人口の拡大｜の３つの目標を掲げ、それぞれ基幹事業、提案事業を示した。
　地域交流センターは、小杉社会福祉会館（戸破４２００番地１１）を、他の公共施設を統合・集約した形で、改修一部改築するもの。建物は７８年築で老朽化しており、耐震補強も実施する。市民活動の拠点として多目的ホールや会議室、研修室などを配置するほか、社会福祉協議会事務所、商工会事務所、ボランティアセンターなどを集約させる。事業費として５億２５００万円を見込む。
　当初予算案には事業費６９０万円を新規計上。地質調査や測量などに着手する。
　小杉地区都市再生整備計画で示された事業は次の通り。
【公共施設機能のコンパクト化】
〈基幹事業〉
▽地域交流センター
▽歴史と文化を巡る道
〈提案事業〉
▽事業効果分析等
【生活利便性の向上】
〈基幹事業〉
▽歌の森運動公園
▽中央図書館駐車場整備
▽射水市地域交流センター
▽歴史と文化を巡る道
【交流人口の拡大】
〈基幹事業〉
▽下条川千本桜ポケットパーク
▽歴史と文化を巡る道
〈関連事業〉
▽（仮称）内川｜小杉観覧船事業
　策定業務は日本海コンサルタントが担当。