日刊建設工業新聞
2016/03/22
【鳥取】鳥取県土事務所 広域河川改修2件を早期発注
県鳥取県土整備事務所は、広域河川改修事業を導入して整備を進めている塩見川と大路川のうち、塩見川1工区と大路川伏越工の2件を2016年度早期発注として計画、できれば4月内の公告を目指す。
同事務所によると、塩見川1工区は、鳥取市福部町細川地内の箭渓川合流部の地盤改良、大路川伏越工は鳥取市吉成地内のサイフォン新設工事で、塩見川は箭渓川左岸側の地盤改良と築堤護岸。大路川は山白川排水機場対岸部での整備。2件の概算工事費は2億円が見込まれている。
主な工事概要は、塩見川1工区が施工延長175b、中層混合処理5000立方b、築堤護岸175bなど。大路川伏越工が15・4b、(内空幅1・6b、高さ1・7b)、コンクリート基礎工(杭長400_、長さ26b)14本など。2件とも土木一般A級を公告対象とする考えだ。
塩見川については、直轄工事として整備が進められた如来橋架け替え工事の、直上流部の護岸改修(拡幅)についても早期に発注したい意向を示しており、手続きが整い次第公告する計画だ。