京都市上下水道局はこのほど、局保有資産の主な活用実績(売却・有償貸付)とともに、活用の検討を行っている資産を明らかにした。
主な活用実績をみると、山ノ内浄水場跡地・南側用地(京都市右京区山ノ内五反田町他)の3万2571uを学校法人京都学園(亀岡市)に有償貸付(年額1億6198万6000円/25年4月1日〜85年3月31日の60年間)、山ノ内浄水場跡地隣接用地の36u(京都市右京区太秦安井西沢町)を潟Oランレブリー(京都市西京区)に売却(999万円で26年10月9日契約)、山ノ内浄水場跡地・北側東用地の8774u(京都市太秦安井西沢町)を学校法人大和学園(京都市中京区)に有償貸付(年額4936万8000円/27年4月1日〜87年3月31日の60年間)、山ノ内浄水場跡地・北側西用地の4869u(京都市太秦安井西沢町)を社会医療法人太秦病院(京都市右京区)に有償貸付(年額2739万6000円/27年4月1日〜87年3月31日の60年間)した。新山科浄水場進入路隣接用地の31u(京都市山科区西野山桜ノ馬場町)を売却(220万円で27年12月24日契約)、元洛翠荘の835u(京都市左京区下鴨東高木町)を社会福祉法人夢工房(兵庫県芦屋市)に売却(3億3150万円で26年1月14日契約)した。山ノ内浄水場跡地隣接用地の304u(京都市右京区山ノ内西八反田町)を海老名製材梶i京都市右京区)に売却(28年3月15日に入札し4133万8916円で落札)する。
活用の検討を行っている資産をみると、旧九条営業所と伏見営業所を統合再編した南部営業所が27年5月に開設し、空き庁舎となった元伏見営業所跡の活用が検討されている。同跡地にはRC造3階建、延約590uの旧庁舎(昭和39年築)が残る。
東高瀬川の東側にある伏見区の住吉ポンプ場東側用地については、建設局の撤去自転車保管所として17〜23年度まで有償貸付した。進入路の確保が課題となっている。
活用の検討を行っている資産は次の通り。
▽元伏見営業所=@伏見区深草石橋町A1163u
▽元洛北ポンプ場=@左京区岩倉幡枝町A481u
▽藤尾ポンプ場管理用通路隣接用地(2ヵ所)=@大津市横木1丁目及び大津市横木2丁目A21u及び28u
▽元九条山浄水場=@山科区日ノ岡夷谷町A3307u
▽梅津罧原用地=@右京区梅津罧原町A221u
▽安朱測水所北側用地=@山科区安朱奥ノ田A306u
▽山科分所東側用地=@山科区安朱中溝町A165u
▽山科倉庫用地=@山科区安朱中溝町A95u
▽大津第二築地用地=@大津市浜大津4丁目A800u
▽第二疏水取水口西側用地=@大津市観音寺A213u
▽今熊野資材置場=@東山区今熊野池田町A361u
▽住吉ポンプ場東側用地=@伏見区景勝町A6608u
▽伏見水環境保全センター北西側用地=@伏見区横大路菅本A2353u
▽元翠明荘=@下京区猪熊三哲下る上夷町A356u
▽元かつら荘=@南区吉祥院嶋笠井町A1036u