日刊建設工業新聞
2016/03/17
【鳥取】境港市 市民会館周辺エリア18年度着工 竜ケ山付近と合わせ54億円見込む
境港市が防衛省の補助を受けて市民会館周辺エリアの複合施設整備、竜ケ山公園周辺エリアの運動施設整備の計画について協議する美保飛行場周辺まちづくり計画検討委員会はこのほど、基本計画案について承認した。2事業の計画総事業費は54億6300万円を見込み、市民会館周辺エリアの工事スケジュールは2018年度の着手を目指す。
市民会館周辺エリアの導入機能は▽ホール、音楽機能▽図書館機能▽防災拠点機能▽高齢者福祉機能▽会議室機能▽美術展示機能▽交流機能▽その他―の複合施設とする。概算事業費として補助対象経費(最大見込み)が工事関係は複合施設6320平方b 、免震構造加算4850平方b、設計、事務で44億1000万円。補助対象外経費が工事関係は市民会館6318平方b 、図書館旧館750平方bで概算2億9300万円。
竜ケ山公園周辺エリアの導入機能は▽屋内型体育施設▽屋根付き広場▽宿営機能(駐車場整備)▽備蓄機能▽交流機能―の運動施設とし、概算事業費として補助対象経費(最大見込み)が工事関係は体育館785平方b、屋根付き広場1000平方b、駐車場6000平方bで概算4億2700万円。
事業スケジュールは市民会館周辺エリアが16年度から17年度に基本設計、実施設計。工事着手は18年度からを予定。竜ケ山公園周辺エリアの事業着手については市民会館周辺エリアの工事終了後に計画する。既存の市民会館及び市民図書館旧館は17年度内に解体する計画。