京都府は、長岡京市神足2丁目付近で府道の拡幅整備に着手する。事業期間は28年1月27日から34年3月31日まで。
長岡京市の市街地を南北に縦断する都市計画道路御陵山崎線の拡幅整備を南進する格好。用地は4車線全線確保、車線は暫定2車線で整備し両側歩道を整備する。
都市計画道路神足奥海印寺線との交差部の片泓交差点が変則的な交差点で急なカーブでもあることから、片泓交差点北側で東に曲がるルートを取る。神足奥海印寺線は用地を4車線全線確保、歩道は暫定形で整備する。
御陵山崎線はL241m×W22・0mでA5314u、神足奥海印寺線はL62m×W24・5mでA1640u。
事業費は26億円を見込む。内訳は本工事費1億4610万円、測量及び試験費1億1000万円、用地及び補償費23億4390万円。
乙訓土木事務所は23年度事業で府道拡幅の道路予備設計を実施(担当はウエスコ)。26年度事業で公共事業評価に係る第三者委員会に提出する資料作成等を委託する業務を実施した(担当はウエスコ)。
26年9月に立命館中学・高等学校が開校し、朝夕の通学時間帯の歩行者が大幅に増加しており、歩道整備等を行い歩行者の安全確保を図る。