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鹿児島建設新聞
2016/03/17

【鹿児島】型枠基礎技能検定 ベトナムの6人挑戦

  外国人技能実習生を対象とした基礎2級型枠施工技能検定(型枠工事作業)が16日、鹿児島市の且R之内工建資材置き場で開かれた。同社と叶シ久保工務店で型枠施工技能習得に励むベトナム人実習生6人が、2年目の在留資格取得を目指してこれまで習得した技能をアピールした。 
 同日は、永田修二鹿児島建築工友会長が検定委員を担当し実技試験を実施。引き続き、読み上げられた日本語で資材や寸法などについての問いに正誤を回答する筆記試験も行い、参加者は熱心に受検していた。 
 永田委員は「どの実習生も一生懸命取り組んでくれてよかった。在留期間が終わって母国で活躍してくれることに期待するが、彼らが日本の担い手不足に貢献できる制度づくりも進めてほしい」と期待を込めて語った。 
 技能実習生は、技能実習1号として在留資格を得て入国し、1年後は本人と受け入れ企業が実習を継続する意思表示と移行対象職種・作業について技能検定基礎2級などに合格して在留資格変更許可を受け、技能実習2号へ移行する必要がある。2014年は、県内で178人の技能実習生が同様の検定を受検した。