安城市は、2016年度から2カ年で新田町のソフトボール場「A球場」の施設改修を計画している。当初予算案には工事費として1億8000万円を計上するとともに、17年度までの継続費6億円を設定した。9月議会承認案件として8月にも発注する見通し。国内トップレベルの試合が開催できる施設整備を目指す。
また、市では改修工事に伴う電気工事、管工事を8月ごろに発注するほか、17年度事業では球場周辺の園路整備などを予定している。
主な改修計画によると、バックネット裏の観覧席について、現在の約300席を芝生スペースを含め約2000席程度に拡張する。合わせて、老朽化しているバックネットやラバーフェンスを更新するほか、一部手書きの掲示板を全面電光掲示板に改修する計画だ。
また、ソフトボール日本リーグの試合開催基準を満たすため、ダッグアウト裏の2カ所にトイレを新設する予定。
同事業は、施設の老朽化対策とともに、日本リーグなどトップレベルの大会が開催できるように球場施設の拡充を図る。市民が一流のプレーを観覧、身近に触れられる環境整備を図る。
所在地は新田町新定47。設計は青島設計(名古屋市中区)が担当した。
提供:
建通新聞社