日本工業経済新聞社(山梨)
2016/03/16
【山梨】セミナーハウス2階延べ900uを想定 甲斐市
甲斐市は14日、市議会の予算審査特別委員会を開き、建設課など7課の2016年度予算一般会計の審査を行った。委員からは主要事業に絡んだ質問が多く出され、中部公園のセミナーハウスは延べ900u規模を想定し、建築後には公園の再整備も計画していると市側が返答した。
市側の説明および答弁の主な内容は、農林振興課では、土地改良施設維持管理適正化により水路5路線(竜王2、双葉2、敷島1)、農業基盤整備促進で水路3路線(竜王1、双葉2)と農道3路線(竜王1、双葉2)に事業費1億305万円を配分した。
建設課所管分では、道路新設改良において新設・改良工事15件と設計、分筆登記などに事業費に1億500万円を投入する。また、長寿命化修繕計画に基づく橋梁補修は双葉地区の2橋で実施する構え。
都市計画課においては、幹線道路整備事業により実施する新町本線改良(L400m)で、事業費2965万円を測量調査委託や用地取得の費用に充てる。また、実施設計に取り組む中部公園のセミナーハウスは現段階でS造2階建て、延べ約900u規模を想定。講堂や研修室、会議室のほか防災備蓄用の倉庫を備えるとしている。