美作市は、古町の旧県立大原高校跡地(写真)に看護師等養成学校を設置する学校法人大阪滋慶学園(大阪市淀川区宮原1ノ2ノ8)と3月下旬に基本協定を調印する。
市は、2016年度当初予算案に学園が旧校舎と体育館の東側敷地内に新築する新校舎建設費補助金として、17年度債務負担行為を含め総額で約10億円を計上している。
学園は、18年4月の開校を目指し、16年度以降、設計など具体化を図る見込み。規模などは現在のところ未定としているが、構想によれば、看護・理学療法士やスポーツトレーナー学科など3〜4年の就学期間とし、1学年130〜170人規模の学校を想定している。
旧県立大原高校は、06年に林野高校と併合のため閉校し、市が07年に県から譲渡を受けている。既設校舎の規模は、1980〜82年建築の鉄筋コンクリート造4階建て延べ7698平方b。正式に誘致が決まれば、既設校舎の利活用策を含め、検討を進めていくことになる。
(提供:建通新聞社)