建築設備六団体協議会設備女子支援ネットワークらは11日、「15年度技術講演会」を新潟市中央区の新潟テルサで開き、参加した約100人に活躍している女性技術者の話や設備女子会の活動などを紹介した。
主催は同ネットワークおよび一般社団法人建築設備技術者協会北信越支部、公益社団法人空気調和・衛生工学会北信越支部、新潟空気調和衛生設備研究会。冒頭のあいさつで、空気調和・衛生工学会の坂口淳北信越支部長が「新潟県においても女性技術者の活用が求められており、最新の情報や事例を紹介する。新潟で設備女子会を立ち上げる話もある。懇親を深めてもらいたい」と呼びかけた。
会では、山下設計の大山有紀子氏が講師となり、「設備設計の事例紹介〜軽井沢アイスパーク〜と設備女子会の活動」について話し、自身が設計に携わった施設の概要や特徴などを説明するとともに、設備女子会の活動を紹介。勉強会や交流会などを通じて働き方や生き方を学ぶ機会になっており、「有益な情報を発信していきたい」と力を込めた。
続いて、TOTOの真島香氏が「女性へ配慮したパブリックトイレ」、遠藤照明IPソリューション課の名黒麻衣子氏が「あかりに魅せられて」と題して講演。設備女子会事務局の竹下香里氏が入会について説明した。