高岡市は、道の駅雨晴整備事業として16年度当初予算案に5億3000万円を新規計上した。
道の駅雨晴は、県が進める国道415号の道路拡幅工事にあわせ沿線で整備が計画される。場所は太田地内。雨晴海岸の義経岩近くで、既存の雨晴観光駐車場・トイレから、ホテル跡地がある一帯となる。敷地面積は約3851平方メートル。
パーキングエリアとして地域振興施設のほか、駐車場、園路、トイレなどを設置する。市では、3月末までに施設の大枠を固めたい意向だ。主要な施設は16年度に着工させ、17年度内の完成を目指す。
核となる地域振興施設は建設規模がRC一部S造2階または3階建て、延べ床面積約600平方メートル。物販機能、レストラン、情報発信機能、多目的ホールなどを配置する。トイレは道路付属施設として県が施工する予定となっており、調整を進める。
実施設計は、創計画研究所(高岡市野村)が担当。