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　坂井市は、１６年度当初予算案に（仮称）みくに市民センター建設事業に係る２カ年の継続費として、１７億２０８０万円を設定した。
　年度別予算額は１６年度５億６４９０万円、１７年度１１億５５９０万円。内訳は監理委託料が２９８０万円、新築と三国庁舎解体を合わせた工事費が１６億９１００万円。
　整備場所は三国町中央１丁目の官公庁団地内で、建設規模は約２６５０平方メートルを想定。
　基本・実施設計は赤土善蔵アトリエ（福井市文京６丁目）が担当している。
　６月議会での工事請負承認、８月ごろの着工を予定。１７年９月の工事完了を目指す。
　また、三国社会福祉会館解体工事および三国庁舎解体・外構工事は１７年８月から１８年３月までを予定。
　既存の三国庁舎の規模はＲＣ造地上４階地下１階建て延べ６６５７平方メートルで、７４年の竣工。１４年度に耐震診断を行った結果、大規模な補強工事が必要と判明した。そのため、支所機能とホール機能などを併せ持つ施設として整備する。