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建通新聞社(中部)
2016/03/17

【三重】PFI導入検討の北部学校給食C まずは造成設計に着手 松阪市

 松阪市は、2019年4月の供用開始を目標とした北部学校給食センターの建設を計画しており、16年度は造成工事に向けた設計業務に着手する。当初予算案には設計費として600万円を計上している。
 「北部学校給食センター」は、建築後30年以上が経過し、老朽化が進む嬉野学校給食センター(鉄骨造平屋304平方b)と三雲学校給食センター(鉄筋コンクリート造平屋354平方b)を統合するもの。今回の事業については、PFIの導入も検討しており、3月までには導入の可否を決定する方針だ
 今後のスケジュールについては、PFI導入の可否決定時期によって変更する可能性もあるが、基本計画ではPFI導入の場合、16年度に民間事業者の公募・選定、17〜18年度に設計・建設工事を行う。PFIを導入しない場合には、16年度にも設計業務に着手する計画だ。
 「北部学校給食センター」の施設概要は、規模が鉄骨造2階建て延べ3060平方b(1階が2392平方b、2階が668平方b)で、調理能力は1日最大4500食を見込んでいる。
 建設地は旧天白小学校の跡地(曽原町312ノ3ほか)で、敷地面積は約9400平方b。排水対策として、このうちの一部に雨水調整池の設置を予定しているほか、敷地の約2000平方bは地域活用地として使用するため、残りの敷地での建設を計画している。

提供:建通新聞社