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　金沢市議会３月定例月議会は１１日、本会議を再開し、小林誠（金沢保守）、玉野道（創生かなざわ）の両氏が代表質問に立ち、松村理治（自民）、山本由起子（みらい）、角野恵美子（公明）、小間井大祐（自民）の４氏が一般質問した。
　インターナショナルブランドホテルの誘致に関しては前日の代表質問に続き、複数の議員から質問が相次いだ。
　山野之義市長は「公募型プロポーザルによる選定で、最も優れた提案をした民間事業者に市有地（広岡１丁目用地）を売却し、提案に沿ったホテルが建設される」としたほか、「ホテルと親和性があり、賑わい交流ゾーンにふさわしい新たな提案も合わせて募っていきたい」と述べた。また、ホテルの条件や規模については「国際的な高級ブランドホテルとしての担保が大切であり、ホテルの規模も需給バランスを考慮し、安定的に運営できるような事業者からの提案を想定している」とした。
　小林氏が新しい交通システムの導入時期を質し、山野市長は「重点戦略計画で定めた平成３１年度から平成３４年度の間に導入に着手することを目指していく」との考えを示し、経営主体などは「機種の選定やルートによって異なるため、今後のより詳細な検討の中で詰めていきたい」と述べるにとどめた。
　東日本大震災の発生から５年を迎え、本会議の冒頭、犠牲者に対して黙祷をささげた。