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建通新聞社(静岡)
2016/03/11

【静岡】浜松市 看護専門学校移転新築へ設計を白柳

 浜松市は、市立看護専門学校(浜松市中区佐鳴台5ノ6ノ1)の移転新築に向け、解体を含む基本・実施設計を白柳一級建築設計事務所(浜松市中区)に委託した。納期は17年2月末まで。17年度に建設に着手し、18年7月頃の完成を目指す。
 築後39年が経過することや、浜松医療センター(中区富塚町)を拠点とする新病院の建設予定地にあることを踏まえ、同センター敷地内の第3駐車場西側へ校舎と体育館を移転新築する。16年度当初予算案には関連費6750万円を計上しており、基本・実施設計で構造や配置、スケジュールなどについて検討するほか、ボーリングによる地質調査を実施する。
 現在の校舎(鉄筋コンクリート造2階建て延べ2800平方b)と体育館(鉄骨造平屋600平方b)は、新校舎完成後の18年9月から解体に着手。跡地は19年4月以降の着工を予定する新病院建設用地とする。
 新病院は、現在の浜松医療センター3号館から市道を挟んだ市有地(約1万6000平方b)に、延べ床面積約3万8000平方b、420床規模で計画。3号館と上空連絡通路でつなぎ、全体の延べ床面積を5万1000平方bとし、600床を確保する。看護学校の移転新築を決めたことで、1・2号館については、医療・保健・福祉などの機能を持たせた有効な活用法を検討していく。


提供:建通新聞社
(2016/3/11)

建通新聞社 静岡支社