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建通新聞社(中部)
2016/03/10

【愛知】藤岡地域核施設整備 2016年度に実施設計へ 豊田市

 豊田市は、藤岡支所と生涯学習センター藤岡交流館を統合、複合施設として建て替える「藤岡地域核施設整備」で、2017年度の本体工事に向け実施設計に着手する。現在、基本設計をシーラカンスアンドアソシエイツ(名古屋市中区)で進めており、4月にも同社と契約後、実施設計を開始する。当初予算案には6000万円を計上した。
 整備計画では、現藤岡支所の駐車場に延べ床面積2500平方b程度の複合施設を建設する。このうち約1000平方bを支所機能、約1500平方bを交流館として想定している。
 また、施設完成後に現藤岡支所を解体し、駐車場やバスターミナルを整備する。合わせて支所から県道瀬戸設楽線までの現道に歩道を設置する計画だ。
 今後の事業スケジュールは、16年度に実施設計を行い、17〜18年度の2カ年継続で建築工事を進める。19年度に現庁舎の解体と外構工事を行い、20〜21年度で進入路を整備する。施設内容とともに基本設計で施工計画などを詰める。
 同事業は、支所と交流館を統合し、藤岡地域の新たな核施設として整備する。行政機関の集約によるサービスの利便性向上、生涯学習やふれあいの場として地域住民に親しまれる地域の拠点を目指す。
 現藤岡支所の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2690平方b。現藤岡交流館の規模は鉄骨造2階建て延べ1430平方bで、移転後の施設利用などについては今後検討していく方針。

提供:建通新聞社