日本海ガスが9日に発表した16年度業績見通しによると、今期の設備投資額(単体)は、過去最大規模の43億2800万円を計画している。
主な内訳は、ガス管幹線整備に17億7000万円、経年管入れ替えに8億7000万円、新規顧客向けの導管投資に9億4000万円、ショールームPrego(プレーゴ)の全面改装費に1億5000万円など。
15〜18年度の中期経営計画では、計118億円の設備投資を予定。今期(15年12月期)実績の34億9200万円と16年度分を合わせると、全体の3分の2に達する。
また、富山市黒崎地内の同社ショールームは、工事のため2月29日で休館。5月中旬にリニューアルオープンする。
なお、16年度通期の単体業績見通しは、売上高が対前期比9・9%減の182億5700万円、経常利益が同60・6%減の3億1300万円、販売量は都市ガスが同3・7%増の1億429万7000立方メートル、LPガスが同3・8%増の4万5552トンを見込む。