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日刊建設タイムズ社
2016/03/09

【千葉】次期ごみ施設で基本計画等/四街道市予算

 四街道市は8日、2016年度当初予算案の概要を発表した。一般会計は対前年度比6・6%減の253億1000万円。特別会計の下水道事業は同17・8%減の14億1800万円。一般会計と特別会計(6会計)を合わせた総額は443億4598万円で同3・8%減。主要事業では、次期ごみ処理施設整備事業の基本計画策定費など委託費に総額5019万円を計上したほか、排水路整備事業(四街道西中学校地下貯留施設整備工事)に2016〜17年度の2か年継続費2億7864万円を設定した。
  一般会計の普通建設事業費は、小中学校の空調設備の整備方式の変更や中学校武道場改築工事などの大型事業の終了により16億1572万4000円で、59・9%の大幅な減少となった。
  主要事業のうち、次期ごみ処理施設整備事業の委託費の内訳は@ごみ処理施設補償交渉支援業務委託111万5000円Aごみ処理施設整備・運営事業技術支援業務委託290万600円B循環型社会形成推進地域計画策定業務委託245万2000円Cごみ処理施設整備基本構想策定業務委託378万円Dごみ処理施設整備基本計画策定業務委託1814万4000円E地質調査委託855万4000円F用地測量委託1243万10000円。
  次期ごみ処理施設は、吉岡地区の約4・6haに整備を計画している。本年度で基本構想策定業務と循環型社会形成推進地域計画の策定業務を環境技研コンサルタント(千葉市中央区都町3―14―4)に委託。新年度の基本計画の中で従来方式、PFI方式など事業方式を検討し、同年度内に事業手法を固める。事業スケジュールは、16年度末までに基本構想と基本計画をまとめ、事業方式を選定。16〜18年度で都市計画(変更)手続きを行い、19年度の本体着工、21年度内の完成を目指す。
  一方、排水路整備事業(四街道西中学校地下貯留施設整備工事)は、四街道西中学校周辺の道路冠水を軽減するため、国の社会資本整備総合交付金を活用し、西中学校校庭の地下に約3500t規模の貯留施設を整備する。継続費の年度割は16年度2億5164万円、17年度2700万円。
  また、3・3・1号山梨臼井線整備事業には6億4983万円を計上し、橋梁の下部工や道路新設改良工事6か所などを整備する。
  主な新規事業は次の通り。
  【総務費】
  ▽総合計画推進事業=197万7000円。後期基本計画の策定に向けて市民意識調査を実施▽まち・ひと・しごと創生推進事業=46万円
  【土木費】
  ▽市有建築物保全調査事業=113万2000円。既存市有建築物に対しての建築基準法第12条の報告並びに維持保全上必要な劣化診断等を行う上での備品購入▽排水路整備事業(四街道西中学校地下貯留施設整備工事)=2億7891万8000円。東部排水路及び鹿放ケ丘地先排水路を整備。また、四街道西中学校周辺の冠水軽減のため、雨水地下貯留施設を整備。@排水路整備測量設計委託227万8000円A排水路整備工事2億7664万円
  【消防費】
  ▽消防施設等整備事業=1822万9000円。老朽化した消防団第2分団施設を新築するため、移転のための用地購入、設計委託などを行う。@地質調査65万9000円A新築工事設計業務委託478万5000円B用地購入費1241万8000円。
  ▽教育ネットワーク基盤整備事業=5816万6000円。小中学校コンピュータに校務支援システムを導入し、役務の効率化と情報の正確な共有、管理を行う。
  ▽小学校施設設備維持管理事業・維持補修工事=3145万7000円。児童数に対し、設置割合の低い四街道小学校及び和良比小学校の和便器の一部を洋便器へ改修し、小学校トイレの様式化を推進。k_times_comをフォローしましょう
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