豊田市は、猿投中学校で新たに校舎を増築するとともに、南校舎の改修を計画している。2016年度からの2カ年で進める予定。当初予算案には16年度分として事業費3億1200万円を計上、2カ年の総事業費は約7億円を見込む。予算化されれば増築と改修工事を一括で4月にも発注し、6月の市議会で承認を受けた後、着工する見通し。
校舎増築は、現在のグラウンド西側、市道を挟んで隣接する新たな用地に新校舎を建設するもので、規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1900平方b。工事は16〜17年度で進める計画。
また、南校舎の改修は17年度から並行して進める計画。既設の南校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約2500平方b)に対して、普通教室への改造、改修を進める予定だ。
同校では、将来的に児童数の増加が見込まれることから、現在の300人規模から500人規模への学校施設に整備する方針を打ち出した。このため、南校舎の特別教室を普通教室に改造する一方、新校舎には南校舎から移設する格好で特別教室を整備する。
所在地は加納町東股15。設計は伊藤建築設計事務所(名古屋市中区)が担当した。
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建通新聞社