建通新聞社(神奈川)
2016/03/08
【神奈川】川崎市 川崎縦貫道路関連で交通量推計
川崎市は、川崎縦貫道路2期関連で交通量推計を実施するため、調査検討業務をパシフィックコンサルタンツ(横浜市西区)に690万円で委託した。履行期間はことし3月から1年間を予定。東名高速から川崎縦貫道路まで五つ程度のルートを想定し、交通の流れへの影響をシミュレーションする。
2月10日に国(国土交通省関東地方整備局)、東京都、川崎市で構成する「東京外郭環状道路東名高速湾岸道路間計画検討協議会」が発足し、3者が首都圏の道路ネットワークや地域の状況、課題について確認し、意見交換した。今後、同協議会では、東京外郭環状道路の東名高速道路から湾岸道路間について計画具体化へ向けた議論が進められることから、議論の進み方も踏まえて交通量推計を進める。
川崎縦貫道路は、川崎浮島ジャンクションから大師ジャンクションまでの区間が2010年に開通したが、大師ジャンクションから国道15号までの区間は都市計画決定されているものの、現在、休止中。さらにその先の東名高速までの区間はルートが未定で構想段階にとどまっている。
提供:建通新聞社