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北陸工業新聞社
2016/03/08

【石川】北陸支社を移転、2階建3000平方メートル/日野トレーディングが能美進出/赤井・粟生団地第1号

 自動車関連部品の販売などを手がける日野トレーディング(東京都八王子市、伊藤二巳夫代表取締役社長)は、能美市が現在造成中の赤井・粟生産業団地に進出する。7日、伊藤社長らが能美市役所に酒井悌次郎市長を訪ね、事業計画を報告するとともに、土地譲渡の覚書を締結した。
 同団地への進出第1号となる同社が取得する敷地は、南側の7246平方メートル(同市赤井・粟生産業団地土地区画整理事業地内2街区1番地)となる。
 北陸エリア内に分散する事業所を集約し、業務の効率化および顧客開拓を狙いに、手狭だった現北陸支社(白山市村井町)を移転し、新たな事務所と倉庫を建設する計画だ。設計の委託時期などは未定ながら、建設規模はS造2階建て延べ約3000平方メートルを想定。投資額は約3億5000万円(このうち用地が1億5000万円)。17年10月の操業開始を目指す。
 新たな支社には、全社的なコールセンターやデータセンターを設置。従業員は現支社から配置転換し、地元からも10人程度を新規採用する予定だ。現支社の施設は売却する。
 伊藤社長は「主要取引先とのアクセスに優れている赤井・粟生産業団地への進出を決定した。今後、日野グループ以外にもお役立ち活動を強化し、事業を拡大させていく」と意欲を示した。

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