富山市は16年度当初予算案に、八尾消防署移転建設事業として2カ年継続費5億5000万円を設定した。
規模はS造2階建て延べ約1220平方メートル、建築面積約950平方メートル。現在地から約900メートル離れた八尾町福島上野の敷地5017・07平方メートルに建設する。訓練塔を併設し、人員27人、車両6台(水槽付ポンプ車、普通ポンプ車、高規格救急車、指揮車、査察車、搬送車)を配置する。18年度に現施設の解体工事を進める。
設計は、タムラ設計.(富山市上飯野新町)が担当。
八尾町鏡町の現施設はRC造2階建て延べ763・7平方メートルで、76年12月に建設された。老朽化が著しいため、移転改築し防災拠点機能の向上を図る。