建設業に従事している女性技術者ら6人と、国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所の女性技術系職員ら4人による女性技術者懇談会が4日、同事務所発注の工事現場休憩所で開かれ、女性が現場で働く際の問題点や改善点などについて話し合った。
女性技術者がまだまだ少ない建設業界において、女性の処遇を改善するためには、会社を横断して交流する女性技術者同士の横のつながりが必要といった意見などが出た。
今回の懇談会の場所となった三重県尾鷲市内の現場では女性技術者が現場代理人を務めており、本年度、中部地方整備局管内で唯一の「女性技術者の登用・育成を支援する工事」として発注された。
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建通新聞社