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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/03/02

【群馬】吉岡町が2016年度当初予算案を公表

吉岡町(石関昭町長)は2日、2016年度当初予算案を公表した。普通建設事業費は16億3162万7000円としており、前年度比9億2389万6000円(130・5%)の増額。大幅増の理由として、駒寄スマートインターチェンジ(IC)大型車対応事業が本格化することや、私立保育所等施設整備助成事業、明治小学校校舎増築事業の新規事業化が挙げられる。
教育施設の拡充に関する予算が数多く盛り込まれた。明治小学校校舎増築事業(4億1856万7000円)は、5教室が入る特別教室棟をRC造2階建てで新築するほか、既存の特別教室を普通教室へ改修する。高橋建築設計事務所(前橋市)が設計を担当している。
私立保育所等整備助成事業(3億1348万1000円)は、学校法人栗原学園・駒寄幼稚園の園舎建て替え工事に対し補助するもの。新園舎の規模はS造2階建て、延べ床面積約1600uが想定される。工事発注は入札で行う予定だ。
学童クラブ新築事業(6427万4000円)は、町立駒寄小学校付近に新しい学童クラブを建設する。W造平屋建て、延べ床面積160u程度を見込んでおり、用地取得や実施設計、工事までを新年度中に予定している。
事業が本格化する、駒寄スマートIC大型車対応事業では、事業費4億7007万1000円の半分程度を用地買収に、8080万円を東日本高速道路株式会社への工事委託などに使用する。
そのほか土木関連では南下城山防災公園整備事業に1億4963万1000円を配分。桃井城址に城跡の景観を残しつつ防災公園を整備するため、用地取得と工事に取り掛かる。
榛東村が施工する大榛橋架け替え負担金として1300万円を計上。新年度に下部工を予定している。
防災無線デジタル化事業528万4000円では、防災行政無線施設デジタル化の実施設計を委託する。
このほか◇給食センターの真空冷却機更新999万円◇住宅用太陽光発電システム設置600万円◇住宅リフォーム促進事業500万円などを盛り込んだ。